隠キャ連合α-ひみつきち-

隠キャ連合αの長である五十嵐が主にポケモンに関しての記事を書く予定。

【ポケモンSV】紫電幻走うまうらら【S11 最終393位/レート2012.208】

【目次】

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【はじめに】

 先月、DLC【碧の仮面】が配信され、好きなポケモンであるモルペコが追加されたのでランクバトルを一緒に頑張っていた所、自身の目標であったモルペコと2000を達成することが出来たので記事を残そうと思います。

正直な所、かなり癖の強いポケモンが多く、噛み合いでどうにかしていた部分も多いので参考になるかはわかりませんが、部分的にはかなり強かったと感じるポケモンも多かった為、最後まで読んで頂ければ幸いです。

 

【構築経緯】

PTコンセプト

①好きなポケモンに明確な役割を与え、選出の核にできるようにする

②流行していたアカツキガチグマに(ほぼ)全員が対抗できるようにする

③怯みに極力屈しない

 

パーティに入れたかったので環境で戦えそうなHbS襷モルペコ

モルペコが作った起点を活かせてアカツキに弱くないBSベース食べ残しレイスポス

第二の抜きエースとしてHAベースパングロ水ラオス

裏選出としてオーガポンに強く出られる高速枠のASベース鉢巻パオジアン

その補完枠兼トリルガチグマの切り返しとしてHBオボンドータクン

このままだとハバカミの受けが誰も効かないのでHA炎オーガポン

でシーズン終盤まで回していた。

 

しかし、ウーラオスが舞えたとしてもハバタクカミに安定しない点と鉢巻パオジアンの一貫が取りにくくなった為、最終日三日前に二枠を変更。

 

ラオスの枠を他のポケモンと補完が取れて積みアタッカーとして優秀であるASベーストドロクツキ

パオジアンの枠をパオジアンに強く出られ、対面操作が可能なhCS眼鏡テツノツツミ

に変更。

更にレイスポスが食べ残しだとガチグマに安定しない場面が多かった為、ドータクンの食べ残しと入れ替えた。

最後に本ROMで2000を達成したあと、テツノツツミがパオジアンに安定しない場面が多かった為、テラスタイプを水→フェアリーに変更して構築が完成した。

 

【個体紹介】

モルペコ@きあいのタスキ(ようき) テラスタル:水

特性:はらぺこスイッチ

165(252)-115(0)-95(132)-×(0)-86(0)-124(146)

オーラぐるま/電磁波/怒りの前歯/捨て台詞

 

H-B 連撃ウーラオスの意地水流連打最高乱数切り耐え

S 余り

テラスタイプは初期構想でオボンを持たせるためだったが正直切らないのでなんでもよい

 

どうしても使いたかったので採用された枠。

性能としてはハバタクカミとディンルーを足して二で割って水で薄めたみたいな感じ。

相手にカバルドンガブリアスがおらず、あからさまな起点作成要員(デカヌチャンやサケブシッポ)がいる場合のみ選出する。

役割としては電磁波を入れて裏のレイスポスやトドロクツキに繋いで全抜きを狙う起点作成要員。

電磁波を撃って前歯を入れられたら仕事としては上出来。

相手が動かなければオーラぐるまで加速しつつそのまま突破して再度同じ動きを繰り返す。これだけで1.5匹持って行ったりすることもあった。

耐久調整はウーラオスに同速で負けて何もできないまま突破されるのが嫌だったのでHBベースで育成。実際滅茶苦茶初手に出されて連打されたのでこの調整は正解だった。

鉢巻個体やパングロ特化は対面しないものとした。

 

かわいい。

 

選出率6位

 

レイスポス@オボンのみ(おくびょう) テラスタル:フェアリー

特性:くろのいななき

185(76)-×(0)-112(252)-166(4)-110(76)-179(100)

シャドーボール/ドレインキッス/鬼火/瞑想

 

Bぶっぱ

H-D ハバカミの無補正シャドボ確定耐え

S最速110族抜き

C余り

 

相手を倒したら能力が上がる特性がモルペコとのシナジーでなんか強そうだったので採用。

麻痺が入って削れたポケモンや、物理ポケモンを起点にして瞑想を積んで全抜きする。

二瞑想積んでHPが半分残っていれば大体全抜きルートが取れる強ポケ。

黒バドの印象から特殊耐久が高めだと思われがちだが、努力値をそこまで割いていないのと、環境にいる高速特殊アタッカーは総じてHPが低いため、先に瞑想を積んでいないと普通に打ち負けるので動かし方には気を付けていた。

逆にHPが吸えれば勝てるのでノマテラアカツキガチグマは起点にすることが出来る。

(毒チョッキや珠ノマテラは無理)

 

起点を作成した後に後発から投げる動きが主だったが、コイツ自身が鬼火で起点作成することが可能だったため、岩オーガポン入りやコノヨザル入りに対して初手から投げる動きなどもしていた。

 

 

選出率5位

 

トドロクツキ@ブーストエナジー(ようき) テラスタル:鋼

特性:こだいかっせい

181(4)-191(252)-100(64)-×(0)-125(0)-179(188)

はたきおとす/アイアンヘッド/身代わり/竜の舞

 

S 最速110族抜き

努力値の4は虚空に消え去った

ラスタルは弱点を消すための鋼

 

ウーラオスの代わりに入ってきたイーユイに強いブーストエナジー

有利対面を作って竜舞を積めた時の抜き性能が半端じゃない。

身代わりを入れることによって状態異常に耐性を得たり、相手のテラスを見てから動くことが出来たのが良かった。

また、構築単位で受け系の構築が重かった為、コイツを初手に投げて相手にテラスを吐かせてから裏のポケモンで処理できる点も強かった。(そのまま突破することも多々)

技構成が鋼悪の為、水流ウーラオスに基本的に何もすることが出来ないが、そもそもこの構築に対して、水流ウーラオスが初手に投げられやすかった為、そこで頑張って処理できるように心がけていた。

最悪対面したら「アクロバットもってますよ~^^」という顔で乗り切った。

 

選出率3位

 

オーガポン@かまどのめん(意地っ張り) テラスタル:炎

特性:型破り/おもかげやどし

187(252)-188(252)-105(4)-×(0)-117(4)-131(4)

 ツタこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/でんこうせっか

 

普通のHA炎オーガポン枠

このパーティではハバタクカミをサイクル下でテラス無しでまともに見れるポケモンがこいつしかいなかったのでHPを如何に管理するかが重要だった。

じゃれつくは岩石封じと一生悩んでいたが、カイリューを見れるルートを複数確保しておきたかったのでこのパーティではじゃれつくが正解だったと思う。

 

選出率1位

 

ドータクン@食べ残し(呑気) テラスタル:闘

特性:浮遊

174(252)-109(0)-184(252)-99(0)-137(4)-36(0)

ジャイロボール/ボディプレス/サイコキネシスステルスロック

※S個体値7

HBぶっぱ

残りD

 

浮いてる+アカツキに強いクッション+ステロの枠として採用。

ランドロスやキラフロル、受けループ、トリル展開などが見えたら選出、他にもトドロクツキが出せない構築の場合はレイスポスと選択で選出していた。

ランドロスやノマテラ神速カイリューグライオンに何もさせずに完封することができ、キラフロルもサイコキネシスを採用したことでステロ以外の仕事はさせずに縛ることが出来る。

受けループはこいつを突破する手段が基本的に無いので何処かでHPの有利を作り、こいつでTODすることができた。(かなりシビアではある。)

技火力もそこそこなものでジャイロボールは雑な一致技として撃つことができ、苦手な悪タイプを返り討ちにできるボディプレス、水流ウーラオスを裏の圏内まで入れられるサイコキネシスと欲しい技範囲は網羅していた。

(キネシスは元々アイススピナー採用だったが、なくてもランドロスに負けず、勝てないカイリューには勝てない為途中で変更した。)

 

ただ環境に多いパオジアンやハバタクカミに後投げが難しかったり、技を撃つ際に裏から出てくるポケモンの事を考えたりしなければならなかったのが窮屈ではあった。

もう一枚補完の取れる受け要因がいればかなり動かしやすさが上がると思う。

 

選出率4位

 

テツノツツミ@こだわりメガネ(臆病) テラスタル:水→フェアリー

特性:クォークチャージ

143(92)-90(0)-134(0)-161(136)-120(28)-206(252)

ハイドロポンプフリーズドライ/テラバースト(れいとうビーム)/クイックターン

 

HP 16-1

H-D ハバタクカミ無補正ムンフォ確定耐え

S最速

Cあまり

 

パオジアンに怯まされて負けるのが嫌だったので採用。見せかけの高速枠。

初手に出して不利対面ならクイックターンで引き、それ以外なら通る技でゴリ押す。

本ロムでは水テラス、サブロムではフェアリーテラスで使っていたがどちらも利点がある。

 

水テラス

・テラスドロポンでH降りまでの炎オーガポンが吹き飛ばせる。

・無振りハバカミも飛ぶ。

・当てれば受けだしが効くのがカイリューくらいしか存在しない。

れいとうビームが採用できる。

フェアリーテラス

・初手スカーフウーラオスで出オチすることがほぼなくなる。

・不意打ちや真空波に怯えなくても良くなる。

・一貫が取りやすい。

 

個人的にパーティで見ればフェアリーが綺麗にハマっていると思い最終的にはフェアリーに絞ったが、初手の対面でパオジアンがめちゃくちゃつらら落としをうってくるため、途中で泡吹いて倒れちゃった。

 

選出率2位

 

【基本選出】

基本

テツノツツミ→オーガポン+トドロクツキorドータクン

 

岩オーガポン入り

レイスポス→トドロクツキ+オーガポンorドータクン

 

トリルガチグマ

ドータクン+レイスポス@1

 

シッポ入りor麻痺がいい感じに入りそうでレイスポスで全抜きできそうな構築

モルペコ→レイスポス+トドロクツキorオーガポン

 

受けループ

トドロクツキ+ドータクン@1

 

【重いポケモン、並び】

 

電磁波ハバタクカミ

25%で世界が終わる。

 

モルペコの前でちゃんと電気テラスからパオジアン

偉すぎる。

 

炎テラススケショカイリュー

基本レイスポスとドータクンで見るので舞われると崩壊する。

 

ドヒドチオン

当たらないことで対策する。

 

トドロクツキ全般

こちらのトドロクツキが舞えているか、テラス権が残っているかなど噛み合いが良く無いと勝てない。

 

水流ウーラオス全般

型が無限にあるので安定しない。

 

受けループ

正直無理なはずだがなんとなることも多かった。上手い人なら完封される。

 

 

 

 

【成績】

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TN あすき 最終順位 393位 最終/最高レート 2012.208

TN べんやん 最終順位 宇宙 最終レート 宇宙/最高レート 2004.838

 

【最後に】

改めてS11お疲れ様でした。

元々、好きなポケモンで闘うことと、ランクバトルで勝つことは自分の中で分けて考えており、今シーズンも新たな型の開拓と、その中で強い並びが発見できればいいかと考えていた模索のシーズンの予定だったのでこのような結果を残せたのはとても嬉しいです。

剣盾の頃と比べ、SVで様々な構築を握り、パーティを考えることが前より上手くなっているのかな。と若干成長を感じたシーズンでもあったかと思います。

ただ、かなり構築としてはかなり噛み合いで勝てていた部分も多く、所謂「この行動されていたらどうしてたの?」に曖昧な解答しか出せなかったのと、それをわかっていながら最後まで調整し続けられなかったのは今後の課題とします。

 

次は最終日20帯で潜り続けられるように座学と集中力鍛えて出直してきたいと思います。

ほな。

 

【Special Thanks】

構築にアドバイスをくれたしおいぬくん(@shioinu16dogs)
終盤ランク通話に付き合ってくれたハイタッチの皆様

Twitterで応援して頂いた方々、先に20達成していた強者の方々

Skebにてイラスト受注を快く受けて頂いた絵師の皆様

 

本当にありがとうござました!!色々あってメンタルボコられてたので本当に励みになりました!!!!感謝!!!!!!

 

 

 

twitter @asciimawile_303